2014年12月 ミッドウインター & ニュームーン

12月
2014
22

今年の冬至は新月と重なるという、
新鮮な息吹きの始まりを楽しむのに、絶好の機会となりました

残念ながら、今年はこの日に日本にはおりませんでしたので、恒例のニューイヤーパーティーを開くことができませんでした
しかし、今年1年、エタニティに集ってくださった方々への感謝の気持ちをあらわしたく思い、ご希望の方々へシュトーレンをお送りさせていただきました

天然酵母でつくられた、有機全粒粉100%のシュトーレンです

真実との出逢いに導かれた人々は、私たちにとってはすべて ”悟りの人” ブッダです
その方々へ食を供することは、私たちの何よりの歓びでもあります

食べることについては、ここでもずいぶんとさまざまな形で分かちあいを続けてきました
本当の人生を歩みはじめるとき、私たちはそれまでの「生き残りをかけたサバイバルの食事」から、「より良き死へと向かう平和な食事」へ変化を遂げてゆきます
これは決して後ろ向きな生き方ではなく、人生の時間を一瞬も無駄にはしないという、たいへん積極的な生き方への変容でもあるのです

今年は東から西へと、拠点をうつす転機もめぐってきました 東にいる頃は、自己実現を現世利益の形で追い求めようとされる方々にお会いする機会が多かったように思いますが、西へ来ると一転し、僧侶や瞑想修行を続ける方々との分かちあいの場面がたびたびやってきました こちらは、来世利益を求める世界、とでもいうのでしょうか… しかし私自身の日常は、このどちらにも足をかけることなく、自由に展開されていったように思います

わたしの生きる場所は、やはり「ここ」なのだと、改めて実感する1年でもありました

私自身、心の解放はラマナから、そして体の解放はブッダから手ほどきを授かりました
そしてそれは今も、止むことなく続いています

来る年は、この男性賢者たちが直接生きた地やゆかりの足跡をたずね、感謝をささげる旅が続いてゆきそうです そしてその行く先には、いよいよ女性賢者たちからの手ほどきを受ける好機が到来することも、ひしひしと感じています

彼女たちは、教典やテクニックという言葉や形を遺すことはありませんでした わたし自身が真に生きようと望む、その展開を楽しみに待ちながらも、あともう少しだけ、男性賢者たちからの指南を受けとってゆこうと思っています

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今年もさまざまな場面で、エタニティと出逢い分かちあいをいただき、
本当にありがとうございました

今年ご寄付をいただきました総額は、12/30現在で39,000円となります
運営費の12,000円を差し引き、残金は62,000円となりました

運営費の内訳は、オープンサークルのお茶菓子代、シュトーレンとその送料、ホームページの管理費として使わせていただきました 残金の半額31,000円(送金手数料を含む)を、ラマナアシュラムへ寄付させていただき、残りの31,000円は来年度の運営費として繰り越しをさせていただきます

今年も皆さまの温かなお心づかいをいただきましたことを、ここに深く感謝いたします
ありがとうございました
そして来年もまた、どうぞよろしくお願いいたします