2013年7月 オープンサークル

7月
2013
23

オーガニック・エコ・リトリート オラオラとは「健康」「幸福」というマオリ語です

  We gathered with local people in Kerikeri of New Zealand and held the first open circle this month.

  This full moon was a so exciting time with the special planetary aspects in decades, it is called “the Harmonic Convergence” or “The grand Sextile”. Meditations and prayers were offered around the world. Soon we might witness the moment that many histories, generated by our thinking, would be broken up silently and in sequence. Some participants experienced some transformations in waves of this change.

  The stories which our thoughts have made, differ in different culture and habits. It is unique. How to draw a line as the boundary between what means me, or not. In our daily life, showing Yes or No is clear. But if the boundary sometimes becomes too deep, it would cause oneself or others suffering. We shared that it was so important to take care of that only the one-line appeared in all our life.

  Our body and mind, which we have inherited from our ancestors, are not our true selves. True selves mean fresh and overflowing from your centre right now, it has nothing to do with past and future. It might be a little difficult to face this fact at first. However, our natural breathing is leading us to our true selves, everyday step by step. We need to be aware of our breathing that is most important.

ミツバチたちが元気に飛びまわる バイオダイナミック・ガーデン

今月はこちらニュージーランドのケリケリで、ローカルの皆さんと集い初めてのオープンサークルを開きました

この満月は、数十年ぶりに訪れる星々の配置とも重なり、世界各地で瞑想や祈りが捧げられるエキサイティングなタイミングでもありました 私たちの思考が生み出してきた数々の歴史が、また静かに、順序通りに、終わりを迎えてゆくのを目撃するかもしれません 参加者の中にも、今回の変容の波について、思い当たる経験をされておられるようでした

私たちが創り出す物語は、それぞれの文化や習慣の中でバラエティに富んでいます その中でも特に、私と私でないものを分かつ境界線の引き方は、どれもとてもユニークです 特にこちらの生活では、イエス・ノーを明確に表さなければいけませんが、時にその境界線があまりにも濃くなると、自分自身や周りの人たちを苦しめることへとつながります 日常のあらゆる場面で、目の前に現れるたった1本の線を観察してゆくことの大切さを分ち合いました 

先祖から受け継ぐこの心と体は、本当の私ではありません 何の歴史とも将来とも関係のない、たった今この瞬間にあふれているみずみずしいもの、それが本当の私です この事実と向き合うことは、最初は少し難しいかもしれません しかし日々の中で、私たちの呼吸が一歩ずつ、真実へとエスコートしてくれるでしょう 呼吸へ還ることの大切さを、確かめ合う集いとなりました

ケリケリリバートラックの最終地点 レインボーフォールズ

5月のブッダのセレモニーの後から、私はドイツ人夫妻が運営するオーガニックリゾートのコテージにお世話になっています ここは、ルドルフ・シュタイナーが提唱するバイオダイナミック農法を実践する農園を持ち、月の満ち欠けや惑星の動きによって種まきや収穫を行っています 特に満月や新月のボイドタイムには、活動をやめて静かに過ごします わたしも毎朝ガーデニングのお手伝いをしながら、こちらで育つ元気なお野菜をもりもりいただいています

生活のすべての営みが循環するよう、様々な工夫やアイデアのいっぱいつまった、自然豊かなリトリート施設です 敷地からは、レインボーフォールズへと続くケリケリ川のトラックがあり、木立の中をいつでも散策することができます 自然保護区にあるこのリゾート施設は歴史建造物にも近く、ニュージーランドの開拓の歴史にも触れることができます

インゲとロルフ夫妻は、エタニティの活動に関心を寄せてくださり、こちらでオープンサークルを開催するためのすべてのサポートを買ってでてくださいました 来年にはこの素晴らしいリゾートをお借りして、サイレントリトリートを開催するというアイデアも生まれています

ブッダの時代、仲間たちは雨期に集まり安居(あんご/リトリート)を行って、共に瞑想生活を送りました 数千年経った今でも、私たちの心と体は同じように、真実に生きる仲間と共に過ごそうとするのでしょう 緑あふれる至福のひとときを、ご一緒できる日を楽しみに…