2014年7月 オープンサークル

7月
2014
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台風一過の梅雨の晴れ間がのぞく午後、オープンサークルを開きました

私たちが、内なる本当のわたしに気づきはじめる時、人生はゆっくりと静寂のほうへと舵をとりはじめます 日常のどんな瞬間にも、本当のわたしと生きることが人生のメインの仕事となり、この一見何もしていないように映る生き方が、あらゆるものへと広がり影響を及ぼすことになるのです 私たちはこの大切な仕事を引きうけ、ますます真実を護りいつくしむようになるでしょう と同時に、私たち自身もまた、真実から護られ、大切に尊ばれてゆくのです

さらに、もっとも深い2者関係のひとつである母子についても、分かちあいが生まれました 「命は、”苦しみ”から生まれる」 最近、エタニティにおいでになる母親たちが口にされる言葉です 本当のことをとらえ始めた彼女たちは、幾千年にもわたる、実現しえなかった数えきれない苦悩(子どもたち)を産み出したことに気づかれるのです 命がバトンしているものが何なのかを、そのままの姿で観ることができた時、私たちはようやく安堵し、解放の道へと導かれてゆくのかもしれません

梅雨の季節は、美しい紫陽花をはじめ、一日花の娑羅を楽しむことができます

この分かちあいが続いている間、わたしは始終、摩耶山の山上におまつりされている、仏陀の生母のことを想っていました ここは、この国では唯一、摩耶夫人をおまつりしている、慈しみ深い精気を放つ場所です そこから流れくるあふれんばかりの内なる湧水に、心身をゆだねていました もしかしたら、この清々しい流れは、皆さんのところへも届いていたかもしれません