2012年11月 オープンサークル

11月
2012
28

今月よりオープンサークルは新月と満月の2回の開催となり、ビデオチャットによる参加もスタートしました

日食と重なった新月のサークルでは、闇から生まれてくる光、この2つが手を合わせ世界を創造してゆくさまを分かち合いました 日常のあらゆるシーンの中で、本当のことと幻の見極めを楽しみながらも、自分で創ったその幻の中へ、いよいよ入っていくのだと、勇気を持ち決断する時がやってきている方もいらっしゃいました

また、私たちはすでに存在する者であり、その真実に揺るぎない信頼をおき、どのような状況が起ころうとも、ただ気づいて観ることの尊さを確かめたのでした

そして満月のサークルでは、新月で発せられた観ることへの揺るぐことのない勇気を、直接体験し分かち合うという贈り物がやってきました

年の瀬に近いシーズンのためか、キリストや救世主についての話題にはじまり、私たちが使命を持って何かを救おうとしたり正そうとする努力は、私たちの本当の姿ではないこと、そして救わなければならない人や罪のある人たちなど、本当はどこにも存在していないのだということを確かめあいました

またある参加者を通して、恐怖や抵抗の感情がそのままの姿で表現される場面もありましたが、その顕われはその性質のとおり、生まれてはプロセスを経て、そのまま元の静かな場所へと還ってゆきました 突然の表現が生まれたことに、参加者の中には同じような恐怖を体験された方もありましたが、誰ひとりその場から目を背けることなく、ただそこに在り観ることだけが起こりました

イリュージョンは、安心して表現し、無に還ってゆける場を探しているのでしょう 私たちが日常の中で続けている、観ることへの深まりが、この日のプレゼントになったのではないかと思い、とてもうれしく思う一場面でした