梅雨の晴れ間のまぶしい午後に、古家1681(coya色あい)さんにて、7月のオープンサークルを開きました

私たちの人生には、時に様々な混乱がやってきますが、体に起こる現象は特に私たちに大きな気づきや変容を求めるかもしれません 病やそれに伴う痛み、死への恐怖など、私たちの頭を常に悩ませ、延々と問いや疑いが堂々巡りを続けてゆきます

この痛みは、私たち人間だけではなく、この星に生きるすべてのもの、地球とそれを取り巻く宇宙全体にも及んでいるかもしれません 私たちが、ずっと奥深くに押さえこんできたもの、無きものにしようとしてきたことの顕われが、今、様々な形となり表現されているかのようです

しかし私たちは、そのことに罪悪感も挫折感も感じる必要はないでしょう 起こるべきことがただ起こり、それはいつも完全に存在している”わたし”の中で抱擁され、見守られています 私たちは、痛みを持ちながらも、その先へゆくことができます 平和で満たされた静寂が、当たり前のように存在している、その場所です

この古い痛みを運び去ってくれるかのように、何度も何度もさわやかな風が吹き抜け、私たちの内側を洗い流してくれるようなひとときでした

今回は古家1681(coya色あい)さんに場所をうつし、さわやかな初夏の風が通り抜ける静寂の空間で、皆とともに集いました

私たちの意識の目ざめとともに、この世界に充満している叡智が呼びさまされています 多くの文明はこれまでこの智を、あらゆるものを支配し所有する道具として利用し、独占しようとしてきました 富、名声、権力、若さ、美、健康… あらゆる欲望を実現するためのこの作戦は、今だんだんと力を失ってきているようです

文字を介したピラミッドの文明から、文字を残さず叡智を体験の中で伝えきた人々へと、流れは移り変わっているのでしょう いにしえの智慧は、どこまでも広がる水面の波紋のように、静かに静かに音もなく広がっています 私たちは人生のあらゆる場面で、この完全さと出会ってゆくことでしょう

真実のわたしは、いまこの星や銀河で起こっていることを静かに見つめています 幻の山が崩壊し、これからどこへ運ばれてゆこうとも、私たちは恐れや不安を超えて、どこまでも自由に存在してゆくのです


今年の5月はスーパームーン、2012年の中で地球に最も接近する満月となりました

このエキサイティングな瞬間、私はシャスタにいました ひときわ光輝く月明かりに映し出されたシャスタとシャスティーナの姿が、今も目の前にそびえています 今回はオープンサークルをお休みさせていただき、これまで私たちを真実へ導いてくれた存在たちへ、感謝を伝える旅に出ました

セドナでは、シャーマンが祈りを捧げていた聖なる場所を訪れました ゴールデンウィーク中ということもあり、セドナは多くの日本人を含む観光客でにぎわっていましたが、この場所はいつも静寂に包まれ、何時間でもたたずんでいられる、満ち満ちた祈りの空間でした

ここは、私たちがもう2度と真実へ背を向けず、ただ1つの大切なことだけに顔を向けて生きてゆくことを決意する場所でもありました 力強い大地のエネルギーに支えられ、やさしさと祝福の抱擁に包まれるひとときを過ごしました

シャスタは、いつも「ただいま」と自然に口をつく、私たちにとって魂のふるさとのような場所です ウエサクの満月祭りが開かれ、スピーカーやゲストたちとの情報交換に花が咲きました 満月の日には、隣町のアシュランドで開かれたガンガジのミーティングにも参加しました

彼女はいつもと変わらず、たった1つの大切な真実について語っていましたが、それにも増して心を打たれたのは、集まった人々の静かで調和に満ちた佇まいでした その場に共に居るだけで、幸せがあふれ、胸がいっぱいになるひとときを過ごしました

今年は、日本人へ向けた数回のシリーズでガンガジのウェブカンファレンスが予定されています

桜が満開となった晴天の満月の午後、オープンサークルを開催しました

「悟り」を追いかける幻のわたしは、「至高体験が持続しない」と不平をこぼします 私たちは「悟り」を得た完全な自分をイメージしますが、その自己イメージこそが、私たちを何千年も苦しめてきた大いなる幻に他なりません

今ほど、この途方もないイリュージョンを手放すチャンスが来ている時代もないでしょう 私たちはすでに完全な存在ですが、それはあまりにもシンプルに私たちの近くにあるので、この事実をとらえることがとても難しいのです 私たちはただ、私たちの内にある静かで平和な場所を見出せばよいだけです

特別な覚醒体験や至福体験は、あらわれては消えてゆく幻です いつまでも満たされることのない、この特別な体験を欲する、分離したわたしの叫び この歴史的な戦いを終わらせるのは、私たち1人1人にゆだねられています

真実は、私たちが期待するような姿ではあらわれないでしょう この世界すべてにゆきわたる、心臓の鼓動や呼吸よりも、私たちが命と感じるあらゆるものよりも、さらに近くにいつも在るもの 純粋でやわらかく、無限のやさしさに包まれるものとの出会いは、一瞬で起こります すべての扉が開かれ、本当の私たちの人生がスタートするのです

3月のオープンサークルを開催しました 今回からSkypeを使った分かち合いを新たにスタートしましたが、参加いただいた方からは、会場の空気をそのままに味わいながら、とてもクリアで真っ白なご自身と出会われた、との感想をいただきました 私たちの交流は、体を介したものから情報やテレパシーを通じたつながりへと急速に変化しています 本当のわたしへつながろうとする人たちは、時間や距離という制約を超えて響き合い、自然な交流を楽しむのでしょう

今回は、わたしたちの本質である「豊かさ」がテーマとなった集いでした さまざまな体験がシェアされましたが、豊かさの象徴として長年使われてきた「お金」という神話から、もうそろそろ自由になる時が来ているようです このサークルをスタートさせる時、お金という「交換」のイリュージョンを使わず、ただ純粋に本当のこと、真実だけを共有できる集いにしようと準備しました 自分自身を縛り、窮屈な枠組みへ押し込める意味づけ —それはお金だけに限ったことではありませんが— あらゆる束縛を解き放ち、わたしたちはすでに、あふれんばかりの豊かさに満ちた存在であることを、ただ分かち合いたいのです

わたしたちが本当の自分に出会う道を歩んでいるなら、お金やその他の必要な状況は、すべて真実が準備し、世話をしてくれるでしょう わたしたちは安心してすべてをまかせ、本当の自分に出会ってゆけばよいのです あまりにも自然で、シンプル… それがわたしたちの本当の姿なのですから

2回目のオープンサークルを開催しました 参加者の半数は前回から参加のみなさん、半数は初めて参加の方々で、信州や関西、九州方面から来ていただいた方もいらっしゃいました ありがとうございました

前回参加のみなさんにはこのひと月の間、さまざまなチャレンジやプロセスが訪れていたようです ほんとうの自分とつながり日常を送るとき、これまで見過ごしていた様々な兆しや内なる呼びかけを少しずつとらえ始めるようになります ”すでに目ざめているわたし”が息を吹き返し、その本質へと一歩ずつ、流れが生じます 内なる静けさへ向かおうとする、真っすぐな皆さんの姿をまの当たりにし、言葉では言い尽くせない感動を味わいました

私たちの予想をはるかに超えて、より深いレベルで真実があらわれ、お互い大変深淵な分かち合いが展開されています もはやパーソナルな人生は終わりを告げ、目の前に現れるすべての現象を、わたしの人生と命を通して洗い流してゆくことが起こり続けています これからのオープンサークルの展開が、ますます楽しみです

2012年最初の満月の日 多くの真の友人たちが、葉山に集ってくれました

はじめましての方たちや、いつも応援してくださる方、関東圏以外から来てくださる方や何年かぶりかのなつかしい再会などなど… そして、とても楽しみにしてくれていたのに、急に仕事が入ったり、参加がかなわない方たちもいらっしゃいました

このサークルは、心と体がより素直に、わたしたちの純粋さへと開いてゆく満月の日を大切にしたいと思い開催しています この場で出会うためには、さまざまな準備を必要とするかもしれません ここは、自分自身について本当のこと、真実を語り、分かち合う場です 自分の内側へ、真摯に向かおうとする思いだけが、道先の案内人となります

それぞれの分かち合いは、お互いをサポートし、大切な気づきへと向かわせてくれました ラマナやプンジャジ、ガンガジが伝えてくれたように、ただ内側の静かな中心にいるだけで、どれだけ自分自身が満ち満ち、あふれる存在であるかを、皆で味わいました そして「探求の人生を終える」ということ、もう外側に何かを探し求めていくのをやめるということを確かめあった、そんな集いでもありました

サークルの途中、窓の外に明るい光がさーっと通り過ぎ、それを目撃した方が何人かいらっしゃいました 今日はラマナの聖誕記念日でもあります 彼のプレゼンスがやってきてくれたのでしょうか?とてもうれしいハプニングでした

分かち合いはオープンサークル終了後も続き、お互いに、魂のなつかしい出会いを楽しんでいただいたようです ご自身に準備ができたと感じられたら、ぜひこの満月の日のサークルへおこしください